前の会社の上司 111-11

ここで申し上げたいことについて:

会社員人生でいい会社でも上司で当たりはずれがあって

それによって仕事が面白くなったりつまらなくなったりする。

ずっと続くことではないことではないが、それを続けていけるかが会社員だと思います。

 

前の会社の上司はまともな人とまともじゃない人もおりました。ここで触れるのは中間管理職で直属の上司です。

あくまで私の経験が参考になりますと幸いです。

 

上司1:業務課長

 大雑把だけども発達障害に理解があって、悩みや相談を聞いてくださった方。入社後に〇〇会という飲み会(〇〇は課長の名前で不定期な交流会)があり招待頂いた際に、生産とか他部署の方を紹介して頂きました。おかげさまで他部署への問い合わせや仕事で関わることで社内での仕事がやりやすくなったし、声をかけていただけるような人間関係ができたのはこの方のおかげで今も感謝してます。

 

上司2:企画課長(パワハラハゲ)

 海外出向者から出戻りの人、頭の回転が速いせいか独特な論法があり弁が立つ上司でした。そしてパワハラ上司で先輩がストレスにより禿げた原因を作ったり、後輩の歓迎会で幹事をしていた私に無茶ぶりを振って人前でボロクソにこき下ろしていったエピソードがあります。人の上に立つ人間ではないことと、名ばかりの承認者で実際実務を一緒にするようになった場合には潰される気がしました。

 

上司3:営業課長(ジェントルメン)

 凄く物腰の柔らかい、丁寧かつ頑固でもある課長。丁寧さもありながらお客様を納得させる綺麗な英語と丁寧な文章、そして洒落もできるジェントルメンでした。

管理職というよりプレイヤー気質、上司である部長とは時として対立もありただ真っすぐで誠実でお客様から厚い信頼を持つ、上司としてではなく営業プレイヤーとしての鑑である尊敬する上司でした。

 

上司4:営業課長(官僚)

 官僚のような人で、チェックと管理のスペシャリスト。自己保身が得意技で慎重しすぎる。彼の課長時代には承認に納得がいかないと承認を一切せずお客様を怒らせ信頼を失ってしまっている。彼の仕事への態度が営業担当者も仕事が主に承認を得るためだけのようで仕事がつまらなくなり離職するような根本的な要因を作りました。そもそも社内での見積もり申請や人員が育つ前に辞めてしまっている現状を直視せず、現場を無視した官僚まがいの態度で業務に接していたのが同僚や部下が離れて営業課ないし、事業部がつぶれて海外グループ会社へ移管してしまいました。

 

上司5:営業課長(現場上がり)

 現場からたたき上げで中間管理職として勤めております。彼と私は共に特殊な製品を扱う部署へ異動し、国内外の市場を見ることとなりました。私はその部署で海外担当となっており、輸出関連での取引の度に”上司4”へ稟議承認が必要で結局業務に滞りがでてしまっていて仕事への不満は一緒に共有する仲となった。

 

結局”上司5”も会社からも部署への扱いが不遇でもあり(過去に粗利をあてた案件のうまみを知ったため続けているだけの部署)、彼が数年後定年退職をしたらどうなるのか、自分が物件をまわせるわけもなく辞めることにしたのでした。

 

蛇足ですが、

上の部長と経営層についてはトップが創業家のお嬢様で事実上経営能力はなく、経営層幹部は自己の派閥争いで忙しいという本末転倒な会社でした。

自称ホワイト企業、営業はサービス残業、自己保身の最後は廃業。